3-5. 運動面の相談と子育ての小さな気づき

これまでの話・・・目次

運動面の成長と喜び

この頃、体の事がやはり心配だったので病院以外にも、基本的な運動面(立つ・座る・歩く。。)で具体的な相談をするために相模原の療育センターのPT(理学療法士)さんのところに週に一度通った。

おすわりがなかなか安定して出来ず、本人の自由に任せるとやはり背ばいばかりしていたように思う。
そうすると補聴器も不安定でハウリングするし、何よりも視線が天井ばかりだと刺激が少ないと思った。

PTさんの相談に行った時の先生への日記(日記は毎日書くように求められていた)

PT指導の日の日記
傍からみたら「かわいそー!!」って言われそうな感じ。。

その後の日記で(赤線、赤文字は聾学校の担当の先生が引いたラインとコメント)

5/20 今日も陽光園のPTの日だった。現在の玄にとって最も良い体操を教えてもらった。
おすわりやたっちなど玄のできないことをやるためなので玄にとっては非常に嫌な体操のようだが少しづつやってみようと思う。

また別の日の日記

午前中学校で熱を出したけれど家に帰ったら元気、ご機嫌だったので午後陽光園へつれていった。
整形の先生に見ていただく日であったが結局身体的に異常はないし側弯症も触診上は心配しなくてもいいと言われ安心した。
また「ちょっと全身の筋肉を鍛えてやればすぐおすわりしたり立ったりできるようになる」とも言っていただき、嬉しかった。
日に日におすわりが上手になっていく。(前はあれほど嫌がっていたのに!)
一週間前とは全然違う。
この嬉しさは子育ての醍醐味って感じ。。。
本当によかったですね。たとえ障害はあっても子供はかわいいですがやはりご両親としては異常がないことで安心できると思います。
今まで楽チンの姿勢でしたが初めは本人が嫌がってもすこしづつ慣れて出来るようになってしまいますからどうぞ鍛えてあげてください。
子供の成長の素晴らしさはたとえようもないくらいで、それを一番実感し、喜べるのはやはりお母さんだと思います。お母さんに乾杯!

さらに別の日

ハイハイとまではいかないが、うつ伏せ(あれだけ嫌いだったうつぶせで!!)這いながら4-5歩進めた!!
初めてだ!!
とても嬉しかった。すごく手に取りたいものが前にあった時だった。

やはり意欲・欲求が行動へと駆り立てるのですね

この時は本当に嬉しかった。

今この先生との日記を読み直して、本当に私の心の支えとなってくださっていたのだなあとしみじみ思う。

子育ての小さな気づき

玄と遊んでいてこんなことに気づいている。

最近思う事があって、、さっき読んでやった本、一緒に遊んだおもちゃを長い間もって眺めて離さないところを見ていて思った。
彼はただ単に「読んでほしい」とか「遊んでほしい」というのではなく一緒に読んだり遊んだりしているときの大人(私や主人や先生など)の幸せそうな顔を見るのも玄にとっては嬉しいことで、
またそういった時間を共有できるうれしさ、玄にとっての幸せみたいなものがすごく大きくあるのかなと思う。
親子楽しい時間を過ごした時はちらちら私たちの顔を見るし。
それに私自身も小さい時に似たような記憶がある。私の場合は親の嬉しそうな顔を見て嬉しくなって調子に乗りすぎ、怒られてしゅんとした記憶がある。

子供って赤ちゃんでもお母さんやお父さんの幸せそうな顔を見たくて、遊びをせがんでいる時もあるのだなあと改めて思う。
忙しくしているときほど子供が絡んでくるということって多いのではないだろうか。。

そんな時だからこそ子供は「幸せそうな親の顔」を見たくて絡んできているのかもしれない。